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2012年01月26日
2012年1月開催結果
1月開催結果についてご案内申し上げます。
1.2012年1月開催結果
①岡村紀男氏の発表
ご自宅で展開されている子育て支援活動「ほっとスペースじいちゃんち」について、発想の経緯と実際の活動内容についてご発表いただきました。
サラリーマン時代、朝6時半に家を出て、夜9時ごろ帰宅する生活で、地域社会とは無縁、当然ながら、利用する私鉄駅までの間ですれ違う人との挨拶もなく、家には寝るだけに帰る人生だった。
サラリーマンを終え、生きる環境が変わって、自らの立ち位置を再構築しようとして考えたのは
●人は一人では生きられない
●人と人の関わり会いの中で生きている
という人として当たり前の指針であるが、それを今まで無縁だった地域社会の中で見出そうとしてことであった。
今では、近所の若いお母さんから声をかけられるようになって、地域社会での立ち位置を見出すことができたと思っている。
幼児教育と保育は、今の社会の大きな課題のひとつで、政府が重点政策として改革しようとしていますが、岡村氏は、在職中から幼児期の家庭環境が社会に出て大きな影響を持つことを感じておられ、自らの「生き方環境変化」をチャンスとしてとらえ、自らが出来る環境下で実践されました。
今後、同様の「生き方環境変化」をされる多くの人達に重要なヒントを与えていただいたわけで、その証明が、岡村氏へ多数のメディアからの取材です。
1月23日(月)テレビ東京Mプラスに岡村氏が登場しました。この番組は仕事をはじめ普段の買い物や食事、趣味などあらゆる面で「経済」と関わっているとの視点からの報道番組で、ここで放映された背景は、岡村氏の生き方が時代の大きな時流のひとつと見ているからです。
我々は「人それぞれに合う生き方をつくりあげる」ことにつなげるために、鉄舟の生き方を研究しておりますが、岡村氏の実践活動から学ぶこと多き1月例会でした。
②山本紀久雄の発表
今月は「当たり負け」というテーマで発表いたしました。
プロ野球の西部・中島裕之内野手の米大リーグ・ヤンキース入りが成立しませんでしたが、その背景には昨年移籍したツインズの西岡剛内野手の不成績があります。
西岡剛内野手はロッテから期待されツインズへ、オープン戦は絶好調でしたが、本番では大リーグの激しい二塁滑り込みで左足腓骨の骨折、その後もわき腹痛めなどで不本意なシーズンで終りました。
これが、日本人内野手は「当り負け」するという評価につながり、中島裕之内野手のヤンキース入りが実現しなかった本当の理由と判断します。
外国人と接するには何事にも「当り負け」しないことが重要で、これは明治維新時でも同様でした。
明治維新改革を成し遂げ、周りを見れば列強帝国主義国ばかりでした。
英・・ヴィトリア女王・ディズレーリ内閣で大英帝国最盛期
仏・・ナポレオン三世
独・・プロイセン・ヴィルヘルム一世初代ドイツ帝国皇帝
鉄血宰相ビスマルク
露・・アレクサンドル二世・ロマノフ王朝12代皇帝
米・・リンカーン(共)ジョンソン(民)グランド(共)大統領
これら列強帝国諸国に「当り負けしない」体制構築が緊急課題で、そのためには政治家・官僚の強化としての欧米視察があり、若き明治天皇の教育が急務でした。ここに登場したのが鉄舟です。
しかし、天皇教育とは我々が受けるものとは全く異なります。治世者として必要な教育で、この検討のためには明治時代の天皇という立場分析が必要ですが、これは2月の発表になります。
投稿者 Master : 2012年01月26日 05:20