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2012年01月26日

歴史秘話秘ヒストリア

NHK総合TV「歴史秘話秘ヒストリア」

2月1日22:00~22:43

「“相棒”はお前だけ~西郷隆盛と山岡鉄舟・明治をつくった熱い絆」

が放送されますので、皆様ご期待ください。

投稿者 Master : 05:38 | コメント (0)

2012年2月開催内容及び3月特別例会ご案内

2012年2月開催内容及び3月特別例会についてご案内申し上げます。

2012年2月例会は以下のように開催いたします。

開催日 2012年2月15日(水)
場所  東京文化会館第一中会議室
時間  18:30から20:00
発表者 山本紀久雄が担当いたします
テーマ 鉄舟は何を明治天皇に伝えたのか

明治天皇がその治世期間である、15歳から61歳までの46年間を通じ「偉大な天皇」として、日本を世界歴史の一ページに登場させた業績は誰もが否定できない事実であり、鉄舟が明治天皇の侍従として、明治天皇治世に貢献したことも事実です。

鉄舟という武士階級出身者が天皇の身近に仕える侍従になる背景の宮廷改革と、鉄舟が明治天皇からきわめて篤き信頼を得た、その鉄舟本来人間像を考察いたします。

3月特別合宿例会のご案内

2012年3月例会は、東京文化会館を離れ、新潟県阿賀野市出湯(でゆ)温泉の川上貞雄氏邸にて開催します。出湯温泉とは、白鳥で有名な瓢湖からさらに山間に入ったところで、出湯温泉、村杉温泉、今板温泉、という3つの温泉が点在する五頭温泉郷(ごずおんせんごう)に位置しています。
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日程   3月17日(土)18日(日)
集合場所 17日13時30分に新潟駅新幹線東口改札を出たところに集合し、宿泊する清廣館のバスにて瓢湖経由し出湯温泉に向かいます
例会会場 出湯温泉・川上貞雄氏邸阿賀野市出湯809電話0250-62-3165
宿泊旅館 日本秘湯を守る会の清廣館 電話0250-62-3833
参加費  お一人18,000円(会場費・宿泊費・宴会費)

例会内容 
①17日開催内容
川上氏邸は12町歩の山麓邸宅で、家の中は書で囲まれています。
その書で埋まった中心に、鉄舟・海舟・西郷書があり、さらに伊藤博文・山県有朋・土方歳三など、名前を挙げればキリがありませんが、かつて温泉旅籠であった同家に温泉療養した際に、書き残したものと言われております。

加えて、佐久間象山の直筆長文書翰、内容は吉田松陰の海外渡航事件について考察したもので、この書翰について川上氏から原文のご紹介と内容について解説を頂きます。

また、東京大学出身の地震学者・研究家である佃為成氏が、長らくこの川上氏邸内の温泉湧出地で、地震予知のために水温と伝導度の実験を行っております。

結果として、昨年3月11日の大地震については、その前の2010年5月から伝導度が上昇、更に12月から水温が上昇し、これは大地震の予兆であったと事後確認された実験施設も見学いたします。このような事前予知施設が全国に100万か所あれば地震予知は可能であるとの佃氏見解です。

例会後、宿泊は日本秘湯を守る会の新潟県最古の天然温泉 300年余の歴史を誇る「清廣館」に宿泊します。

②18日開催内容

午前中は出湯温泉街を散策し、併せて「五頭の麓のくらし館」を、新潟県の著名な考古学研究者でもあられ同施設の設立に貢献された川上氏のガイドで見学します。
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終了後、昼ごろ清廣館バスにて新潟駅に戻り解散します。

投稿者 Master : 05:24 | コメント (0)

2012年1月開催結果

1月開催結果についてご案内申し上げます。
    
1.2012年1月開催結果

①岡村紀男氏の発表

ご自宅で展開されている子育て支援活動「ほっとスペースじいちゃんち」について、発想の経緯と実際の活動内容についてご発表いただきました。

サラリーマン時代、朝6時半に家を出て、夜9時ごろ帰宅する生活で、地域社会とは無縁、当然ながら、利用する私鉄駅までの間ですれ違う人との挨拶もなく、家には寝るだけに帰る人生だった。

サラリーマンを終え、生きる環境が変わって、自らの立ち位置を再構築しようとして考えたのは
  ●人は一人では生きられない
  ●人と人の関わり会いの中で生きている
という人として当たり前の指針であるが、それを今まで無縁だった地域社会の中で見出そうとしてことであった。

今では、近所の若いお母さんから声をかけられるようになって、地域社会での立ち位置を見出すことができたと思っている。

幼児教育と保育は、今の社会の大きな課題のひとつで、政府が重点政策として改革しようとしていますが、岡村氏は、在職中から幼児期の家庭環境が社会に出て大きな影響を持つことを感じておられ、自らの「生き方環境変化」をチャンスとしてとらえ、自らが出来る環境下で実践されました。

今後、同様の「生き方環境変化」をされる多くの人達に重要なヒントを与えていただいたわけで、その証明が、岡村氏へ多数のメディアからの取材です。

1月23日(月)テレビ東京Mプラスに岡村氏が登場しました。この番組は仕事をはじめ普段の買い物や食事、趣味などあらゆる面で「経済」と関わっているとの視点からの報道番組で、ここで放映された背景は、岡村氏の生き方が時代の大きな時流のひとつと見ているからです。

我々は「人それぞれに合う生き方をつくりあげる」ことにつなげるために、鉄舟の生き方を研究しておりますが、岡村氏の実践活動から学ぶこと多き1月例会でした。

②山本紀久雄の発表

今月は「当たり負け」というテーマで発表いたしました。

プロ野球の西部・中島裕之内野手の米大リーグ・ヤンキース入りが成立しませんでしたが、その背景には昨年移籍したツインズの西岡剛内野手の不成績があります。

西岡剛内野手はロッテから期待されツインズへ、オープン戦は絶好調でしたが、本番では大リーグの激しい二塁滑り込みで左足腓骨の骨折、その後もわき腹痛めなどで不本意なシーズンで終りました。

これが、日本人内野手は「当り負け」するという評価につながり、中島裕之内野手のヤンキース入りが実現しなかった本当の理由と判断します。

外国人と接するには何事にも「当り負け」しないことが重要で、これは明治維新時でも同様でした。
明治維新改革を成し遂げ、周りを見れば列強帝国主義国ばかりでした。

 英・・ヴィトリア女王・ディズレーリ内閣で大英帝国最盛期
 仏・・ナポレオン三世
 独・・プロイセン・ヴィルヘルム一世初代ドイツ帝国皇帝
    鉄血宰相ビスマルク
 露・・アレクサンドル二世・ロマノフ王朝12代皇帝
 米・・リンカーン(共)ジョンソン(民)グランド(共)大統領

これら列強帝国諸国に「当り負けしない」体制構築が緊急課題で、そのためには政治家・官僚の強化としての欧米視察があり、若き明治天皇の教育が急務でした。ここに登場したのが鉄舟です。

しかし、天皇教育とは我々が受けるものとは全く異なります。治世者として必要な教育で、この検討のためには明治時代の天皇という立場分析が必要ですが、これは2月の発表になります。

投稿者 Master : 05:20 | コメント (0)