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2011年05月02日

2011年5月例会のご案内

5月の例会は次の通り開催いたします。

開催日 2011年5月18日(水)
場所  東京文化会館第一中会議室
時間  18:30から20:00
参加費 1500円

発表者 

①矢澤昌敏氏・・・「幕末の三舟の墓所と江戸の風景」について、先般、現場を視察されて来られた矢澤氏から、鉄舟・海舟・泥舟と江戸風景についての考察をご発表いただきます。大変興味深く、皆様もご関心高いテーマですのでご期待願います。


②山本紀久雄・・・山岡鉄舟と西郷隆盛の二人に見られる共通性と相違点にふれ、加えて、現代日本人作家で世界でも最も人気がある村上春樹についても考察し、三者に共通するものは「何か」についてお伝えいたします。

2011年6月例会

6月は15日(水)18:30~20:00に開催いたします。
会場は東京文化会館第一中会議室です。
発表は水野靖夫氏と山本紀久雄が担当いたします。

①水野靖夫氏・・・昨年11月に「新常用漢字」が内閣告示された経緯を含め「戦後の漢字制限政策」について考察頂きます。今の社会制度に大きく影響する漢字政策の流れを水野氏から学びたいと思います。

②山本紀久雄・・・鉄舟研究の発表。


それでは皆様のご参加をお待ちしております。
                                                    以上。

投稿者 Master : 10:12 | コメント (0)

2011年4月例会の報告

4月開催結果をご案内申し上げます。
まず、開催に先立ちまして、今回の東日本大震災で不幸にもご逝去された方々に全員で黙祷を捧げました。
また、今後、当分の間、皆様のご参加費を義援金に充てさせる事をご案内いたしました。

2011年4月開催結果
4月20日は以下の三名の方からご発表頂きました。

① 最初は末松正二氏から2月26日に放映された「朝日テレビドラマ『遺恨あり~明治13年最後の仇討』についての解説」と、当時、鉄舟が如何に仇討に関与していたかについても分析され、さらに、アメリカの仇討映画「トゥリー・グリッド」についても触れられ、日米の仇討という目的は同じでも、そのプロセスが異なる事についても解説頂きました。末松氏のいつもながらの鋭い指摘に感謝申し上げます。

② 次は高橋育郎氏から「鉄舟の詩・心錦の山岡鉄舟」のご発表と、高橋氏が作曲頂いた曲で全員にて合唱致しました。なお、この歌詞はホームページの「心錦の山岡鉄舟」カテゴリーに掲載しております。

③ 山本紀久雄からは「東日本大震災と武士道の義を負った日本」というテーマでお伝えいたしました。鉄舟ならば東日本大震災というシステム大崩壊に対して国民に何を諭したか。政府・東電・原子力関係者を含めた国民全員が緊張状態にある中で、どのような対処が必要なのか。
さらに、世界から受ける援助額が世界一となる日本。武士道では「愛・同情」を「仁」と位置付け、この「仁」を受けた日本は、世界中に「義理」を負ったわけで、「義理」に対する「お返し」をするのが「道理であり、条理であり、人間の行うべき道」であり、我々はどうやってこの「お返し」すべきなのかについて考察申し上げました。

投稿者 Master : 10:09 | コメント (0)