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2012年09月23日

2012年9月開催結果

2012年9月開催結果

① 矢澤昌敏氏   

10月27日開催例会の「鉄舟・泥舟・静山所縁のお江戸史跡巡り」を、ご案内いただきました。今まで知らなかった史跡を含め、楽しみな内容になっております。これにつきましては別途ご案内しておりますので、ご出席をご予定される方はFAX連絡にてお願いいたします。

② 木下雄次郎氏
   
寛政の改革・松平定信書の掛け軸二軸ご持参願い、解説していただきました。一軸は「老中就任時のもの」、もう一軸は「失脚時に詠んだもの」。木下氏は掛け軸と向かい合う場合、この書は「我々に何を伝えようとしているのか」という問いから発し、その背景を推考し、当時の歴史事実を追及することで、掛軸とコミュニケーションをとることが、大事で必要な要件であると、鋭く、分かりやすく、納得感のある解説を展開され、その内容に大変感服いたしました。

11月例会時にも、新たな掛け軸をご持参いただき、同様の解説をいただきますので、ご期待願います。

 ③ 山本紀久雄

明治天皇の心の深化に鉄舟が如何に影響を与えたのかについて、以下の項目について解説し、併せて「七月大歌舞伎に鉄舟が登場」と「最近の政治状況から推察できること」について少々補足説明いたしました。

  1.韓国は「国書・親書を返す国」
  2.征韓論で西郷隆盛下野
  3.岩倉使節団欧米視察で岩倉、大久保、木戸の国造り構想が異なった
  4.留守を預かった西郷政権が明治天皇に与えた影響
  5.西郷と鉄舟の天皇に対する対応の違い

投稿者 Master : 2012年09月23日 08:53

コメント

木下雄次郎氏から11月例会時の掛け軸ご発表コメントをいただきました。

「次回は、東郷平八郎の明治天皇御製歌を解説いたします。
明治38年ころのバルチック艦隊撃破の後のものだと、思います。

なお、同掛け軸入手の際、明治天皇御製のコピーが同包されており、この歌が天皇を支えた全閣僚・長老をひれ伏させる程の高き格調、位取りされた魅力あるもので、ここから様々なことが見えてきますので、併せて皆様にご紹介いたします。」

投稿者 木下雄次郎 : 2012年09月24日 16:34

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