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2005年04月26日
静岡・山岡鉄舟会が開かれる
静岡・山岡鉄舟会が開かれる
■総会と講演
静岡市の清水文化センターで2005年4月23日(土)静岡・山岡鉄舟会が開催さ れました。
清水文化センターの会場には70名を超す会員が集まり、定期総会と事務局長の若杉昌敬氏から「山岡鉄舟とは・・」というテーマで講演がありました。
■若杉氏の講演
静岡市の清水区には鉄舟禅寺があり、この日はご住職もご出席され、一番前で熱心に 若杉氏の講演を聞かれていました。
若杉氏は20年以上にわたって山岡鉄舟の研究をされ、昨年9月東京・千代田区神田錦町の学士会館で開催の「山岡鉄舟全国大 会」にて、同氏が編集された「山岡鉄舟の危機を救った藤屋・望嶽亭」に基づき講演をされており ます。
今回は若杉氏の地元清水で、山岡鉄舟の生い立ちから逝去されるまでの物語を、自ら作られた年表を基に、その卓越した深い鉄舟理解で、種々のエピソードも巧みに加え講演されまして、出席者に鉄舟の素晴らしさを再認識させてくれました。
■鉄舟忌
次回の静岡・山岡鉄舟会の行事は、7月23日(土)に鉄舟禅寺で供養祭を行い鉄舟の遺徳を偲び、併せて、無刀流ほか古武道の演武を行います。
これらを含め静岡・山岡 鉄舟会へのお問い合わせは次にお願いいたします。
〒424-0935
静岡市清水区沼田町9-30
静岡・山岡鉄舟会 事務局長 若杉昌敬
TEL 0543-36-5535
FAX 0543-36-2821
2005年04月23日
鉄舟に関するお問い合わせ
鉄舟・21・サロンでは、毎月例会を開催し、開催の記録をHPに掲載しています。そのためか、鉄舟に関していろいろなお問い合わせをメールでいただきます。
先日も、「額をもっているのだが、どのように読むのだろうか」というお問い合わせをいただきました。参加メンバーの方々にご協力をいただき、調べてもらい、お問い合わせの方に回答することができました。
サロンには鉄舟が剣・禅・書の達人であることから、剣道、書道、禅に関心が高い方が集まられていますので、お問い合わせに関して、参加メンバーの方の何方かが回答できる可能性が高いのではないかと思っております。
なにか鉄舟に関して、ご質問、お問い合わせなどございましたら、お役にたてるかもしれません。
ご連絡をお待ちしています。
私の学びの場について発表
5月例会は、5月18日(水)6:30より既にご案内のように上野の東京文化会館において開催いたします。
発表者は、岩澤さんと山本さんです。
1)岩澤さんからは、「私の学びの場」という演題で、書について発表していただきます。
2)山本さんからは、いつものように幅広い時流についてのお話と「鉄舟研究」の発表をしていただきます。
5月もご参加をお待ちしております。
2005年04月21日
5月から会場が替わります
昨日(4月20日)の鉄舟・21・サロン例会、会場の「ぬりえ美術館ホール」に入りきれないほどの盛況でした。
二見健吉氏から「武士道の二回目」、メイン講師の山本紀久雄氏からは「徳川宗家18代当主に聞く」の内容で発表がありました。
この内容は後日記録でご案内いたしますので、ご覧願います。
来月、5月18日(水)の例会は、会場を上野公園内の「東京文化会館」(TEL 03-3828-2111)になりますので、皆様の会場までの便利が更に良くなりますので、ご参加をお待ちしております。
2005年04月04日
観桜会を開催
4月3日、天気が危ぶまれましたが雨にも降られず、4月下旬の暖かさに恵まれ、跡見学園女子大学内にある桜を初め、桃、ミモザなどの花を楽しみました。
桜にはまだ早かったのですが、満開に咲いている桜が少しあり、楽しませてくれました。
記念写真をパチリ!
(左)昨年9月の山岡鉄舟全国フォーラムの講演をいただいた山崎学長から、創立者跡見花蹊にまつわるお話を講演いただく。
(右)山崎学長の深く、幅広い知識から繰り出される話に、聞き入る参加者。
花蹊は、明治8年、跡見学校を開校。それは、私立として、又女性が作った最初の学校であった。当時の学校と言うど、クリスチャンの作った学校と国立の学校であった。
花蹊は、明治20年代は画家として、明治30年代は書家として、そして明治40年代は教育者として名をなしていく。
最後に、乃木大将の自殺について、その夫人が道ずれになったことに関して、女子の教育指導者として花蹊は夫人のことは烈婦といい、日記には次のように記していたそうだ。
「死を学ぶのでなく、その精神を学ぶのだ」と。
跡見学園の創立者の跡見花蹊記念資料館を見学
教育者としてだけでなく、画家、書家としても優れた方で、その作品に感激。
2005年04月02日
4月例会のポイント
2005年4月20日の例会ポイントを検討する
4月の例会会場は「ぬりえ美術館」です。5月から「東京文化会館」に変更になりますので、4月が「ぬりえ美術館」開催の最後です。
「ぬりえ美術館」の4月展示は「きいち追悼展」を行っております。
2月に91歳でご逝去されたぬりえの天才画家「蔦谷喜一」の作品を展示しておりますので、鉄舟・21サロン例会を兼ねて「ぬりえ美術館」にご来場されると展示が見られます。
さて、例会のポイントは二見健吉氏による「武士道」解説です。二回目ですが武士道の本筋からの展開は参考になります。
もう一人のレギュラー講演者、山本紀久雄氏からは毎回様々な角度から発表していただいておりますが、4月は鉄舟という素晴らしい人物でも、立場をかえれば「顰蹙を買う人物」として書物で書かれてしまう事例を紹介すると共に、鉄舟が若き時代に過ごした江戸時代の仕組みについてご紹介します。
というのも3月25日に開幕した「愛知万博」は、環境がテーマでして、今の時代我々が環境悪化を招く社会をつくりあげたことが、今回の開催となっているのです。
ところが、鉄舟が活躍した江戸時代は、世界で最も環境的にすぐれたリサイクル社会であったことを、一枚の絵から分析ご紹介される予定ですので、ご期待願いご参加お待ちしています。