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2009年03月09日

神は細部に宿る・・・鉄舟研究会三月発表について

山本紀久雄です。

二月末に8日間、ウォン安の釜山・ソウルを回ってきました。
いろいろ感じるところ多く、特に韓国人と日本人の違い、それは「神は細部に宿る」ではないかと思いました。

この言葉は20世紀近代建築の三大巨匠である「ミース・ファン・デル・ローエ」(1886年ドイツ・アーヘン生 1969年アメリカ・シカゴ没)といわれておりますが、この言葉の通りを韓国の街中で、海辺で、そして訪問した家庭内で感じました。

この「神は細部に宿る」は、鉄舟と清河の関係にも通じる生き方へのセオリーともいえます。四月は「ジョン万次郎講演会」ですから、三月に四月分も含めて清河八郎に絡む内容をお話しし、三月で清河との関係は最後にいたします。

鉄舟と清河は攘夷ということで虎尾の会を結成しましたが、清河が暗殺される直前、鉄舟と清河は心情的に解しあい、分かりあいながら、しかし、互いの立場の違いから行動見解を異にし、その結果が清河の死につながっていく過程をお話ししたいと思っています。

今までの通説とは異なった新解釈で、今までの専門家の見解に挑戦したいとも思っていますが、その過程に今の韓国事情がどのように関わっていくか。

そのところは三月十八日当日にならないと自分でも分かりませんが、時代は変わり、時流も移り、結果として生き方を変える必要がありながら、しかし、昔も今も変えてはいけない生き方セオリーが厳然とあります。

そこの指針につなげたいと思っていますので、ご期待願います。

投稿者 Master : 2009年03月09日 11:28

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