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2008年12月20日

2008年12月例会の感想 その一

朝晩、そして冬の冷え込みが厳しくなってまいりました。
そんな中、鉄舟研究会、12月例会が行われました。

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今月一人目の発表は、斉藤広子氏です。
タイトルは『シニアの趣味』でした。

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斉藤氏は、多彩な趣味をお持ちです。
新しもの好きとご本人は謙遜されていますが、いきいきとご活動されているその様子から、人生を楽しく過ごしたいという前向きな姿勢を窺い知ることができます。

数ある斉藤氏の活動の中で、最も長いのは「木彫り」だそうです。
何と25年のキャリアだそうで、今年は所属されている木彫りの会で「25周年記念展」を開催されたそうです。

今回の発表に際して、木彫りについての様々なことを調べられ、ご発表いただきました。その中には、今回発表されることが決まり、あらためて研究していただいたこともあるようでした。木彫りの歴史や日本における木彫りの発展、また、彫り方の種類や材料となる木の種類など、私たちの知らなかった世界の一端をご紹介くださいました。

最後に、斉藤氏の人生哲学をご紹介します。
斉藤氏は現在のご自身を「第三ラウンド」にいると表現されています。
第一ラウンドは、幼少〜青年期。親に扶育されている時期です。
第二ラウンドは、社会人としての時期。働いたり、結婚して子育てをする時期です。
そして、第三ラウンドは、第一、第二ラウンドの集大成と位置づけられています。
それは、最後に残された大切な時間で、いかに充実した時間が過ごせるか、このことが最も重要であると、斉藤氏は語ります。
フランスのシャンソン歌手であり俳優のイヴ・モンタンは、彼の臨終の際にこう言ったそうです。
『ぼくは、充分に堪能した!』
自分の人生、自分自身に楽しみがあり、充実して、人生に誇りを持っている人は、決して老いない。
斉藤氏の格言です。
充実した人生を送るという基準を設け、たゆまぬ努力を続けられる斉藤氏を拝見し、喜びの人生も、嘆きの人生も、己の心がけ次第であることを感じました。
最後に斉藤氏からひと言。
『皆さん、どうか楽しいことをたくさんしましょう!』

投稿者 lefthand : 2008年12月20日 21:33

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