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2008年01月17日

1月例会の感想

寒くなりました。冬本番です。
2008年最初の例会が行われましたので、ご報告いたします。

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今回の発表は、高田東士生氏。
高田氏の豊富な海外渡航経験から、海外事情や海外旅行での注意点などをお話しくださいました。

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海外での失敗談をオモシロおかしく聞かせていただき、同時に私たちが旅行する際の注意点として活かせる楽しいお話でした。


続いて、山本紀久雄氏の鉄舟研究です。

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若き日の鉄舟が同志として行動を共にしていた清河八郎は、自ら世の中を「回天」させると公言し、鉄舟にもその旨の手紙を送っていました。文久2年(1862)、鉄舟27歳のときのことです。
しかし、さかのぼること4年前の安政5年(1858)、日本は各国と修好通商条約を結び、国家体制としては開国へとすでに向かっていたのです。
一方、清河から手紙が鉄舟に送られた翌年(文久3・1863)、幕府は「攘夷宣言」をし、外国人の打ち払いを始めるという、大変矛盾した政策を執り始めました。
混迷する政局、幕府権威の失墜、「攘夷」と「開国」で激しく揺れる世の中…。その中で鉄舟は何を考え、いかに生き抜いたのか…。山本氏の研究は新たな展開を迎えます。今後の研究に期待が高まります。

最後に、山本氏からひとこと。
「来月からの鉄舟サロンは欠席できませんよ!」

(田中達也・記)

投稿者 lefthand : 2008年01月17日 23:07

コメント

はじめまして、いつも楽しいブログを有難うございます。
幕末から明治以降はいつも学校の授業で駆け足でした。全然身に付きません。
日本史はここら辺があまり得意ではありませんでした。
これからドンドン景気も悪くなりそうです。
せめてネットでウァーといきたいですね。

投稿者 サマンサタバサ : 2008年01月25日 15:53

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