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2007年11月25日

11月例会の感想

11月21日、鉄舟例会が執り行われましたので、その様子をお知らせいたします。
前月は全国フォーラムということで、何だか久方ぶりの例会のような感じでした。

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今回は内容盛りだくさんでした。
矢澤さんには明治神宮「秋の大祭」に参加されてのご感想をいただきました。
そして、いつものように童謡・唱歌で緊張をほぐし、いざ発表へ。

今月は、「エコライフ・コンサルタント」中瀬勝義さんに『エコライフへの目覚め』をご発表いただきました。

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中瀬さんは、ご専門を活かされてエコ、つまり資源、エネルギーなど多角的な面から環境問題を考え、「中瀬流」のエコライフを提唱し、自らそれを実践されています。
その中で、「日本列島総自転車論」はなかなか面白かったです。
自転車のエコロジー度に着目し、日本の交通をすべて自転車にすれば、二酸化炭素排出などの問題が解決するばかりでなく、健康にも寄与する、さらにはゆっくり時間をかけて旅行ができる・・・という、中瀬さんの壮大な夢には、可能・不可能を論じるなどという小さな枠に収まらない情熱を感じました。
ちなみに、自転車の利用率というのは世界中で日本がダントツトップなのだそうです。いわゆる「ママチャリ」というのは日本にしかなく、世界的に見れば自転車は「スポーツ」であって通勤・買い物の足ではないのだそうです。これは驚きました。
先日、芝公園を歩いておりましたら「自転車タクシー」なるものが街を走り回っておりました。中瀬さんの夢もあながち荒唐無稽なものではないかもしれません。

続きまして、山本紀久雄さんのご発表。

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今月も「鉄舟が貧乏生活をした本質にせまる」シリーズをお話しいただきました。
世の中がこれまでとまったく違うものに変わろうという「異常事態」の中で、何が異常で、何が正常なのか。
後世において高く評価されている明治維新という一大事業は、当時「異常」な世の中において、一般に「正常」な判断と考えられていたのか。
その中で、鉄舟は何を見つめていたのか。
そこに、鉄舟の貧乏生活の意味と意義が隠されている・・・。
詳しくは講演記録をどうぞ。

(田中達也・記)

投稿者 lefthand : 2007年11月25日 21:22

コメント

多忙すぎて聴講できなくて残念です。
近いうちに再度聴講に伺いたいと思います。

投稿者 あさくらゆう : 2007年11月28日 06:46

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