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2012年08月25日

山岡鉄舟翁顕彰会命日法要及び講演会

岐阜県高山市の「山岡鉄舟翁顕彰会命日法要及び講演会」のご報告

7月19日(木)10時から12時に宗猷寺にて、鉄舟命日法要と講演が行われました。

①北村豊洋氏の講演

鉄舟研究を通じた学びをビジネスに生かしている事例発表として

●山岡鉄舟は、自らの剣法を「一刀正伝無刀流」と名付け、「一刀流兵法箇条目録」のなかで十二箇条あげている。その一・二条の「二之目付(にのめつけ)之事」「切落(きりおとし)之事」を日常のビジネスとして「会話力」「洞察力」「スピード力」につなげて実践している事例について具体的にご発表いただき頷くところ大でした。

●鉄舟の書が読めない。先人達の意味ある漢字が読めない。つまり、先人と会話が出来ないという実態に我々は陥っているが、それにはどのような背景があるのか。それは明治維新時の漢字に対する様々な見解と、戦後の漢字全廃の動きなどが影響していることについての解説

②山本紀久雄の講演

明治天皇に鉄舟が如何に影響を与えたかについては、明治天皇21歳時点の写真と、36歳時点の御真影を比較することで解説し、その鉄舟が持つ人間力には「高山の地」が強く反映しているので、その「高山の地」が持つ素晴らしい潜在力を高山の皆さんが究明する事が必要で課題だと述べました。

投稿者 Master : 2012年08月25日 05:58

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