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2008年02月29日

2月例会記録(1) 

「私流アンチエイジイング実践法」                                         
井上喬博氏

 先月1月に横浜の元町を歩いていたら、自分の色で差をつける街のおしゃれ人で、インタビューを受けました。原稿を書いたのでチェックしてほしいとEメールがきました。現在66歳、来月3月11日で67歳になるんですが、記事に「57歳」と書いてありました。一応訂正を入れました。シニアファッション研究所から出ている雑誌です。
25年くらい前に山本さんほか情勢判断学会とか、脳力開発をやっていて、実は20年前から年々若返ってきている。それを皆さんにぜひお話ししたいと思います。


脳力開発の特徴は行動力をものすごく重視します。アクションの力をつけるにはどうしたらいいか?きわめて印象に残っているのは「行動とは口と手と足を動かすことだ」という言葉です。口と手と足を動かす日常的なトレーニングは何かと潜在的に頭に入っていました。私が毎日やっていることをお話しして、体験があったほうが良いので皆さんに試していただけたらと思います。

■運動(毎日原則)

 1.スクワット      朝、昼、晩に各100回
 2.骨盤体操       朝、昼、晩に左右各1回
 3.胸を広げる運動    朝、昼、晩に各20回
 4.四股踏み       朝、昼、晩に各20回
 5.手振り運動      朝2,000回 昼1,000回、晩1,000回 (※資料参考)
 6.ウォーキング     一日平均12,000歩
7.テレビ体操      朝、6時30分~1回

森光子さんが朝晩150回スクワットをやっているというのは有名ですよね。私も森光子さんと同じように300回やっていました。スクワットは、ただの屈伸だと思っていましたが、本当のスクワットというのは、膝を折って、足の先に膝をあわせて床と腰が平行になる。これを回数やるのは大変なんですね。
次に手振り運動をやっています。具体的な内容はインターネットで「達磨易筋経」というキーワードを入れて検索すれば沢山出てきます。1400年前に達磨さんというお坊さんが「易筋経」を書いてそこで取り入れている運動で、一切の病から開放され極めて安上がりな方法ということで誰しもやりたいと思うわけですが、一日4000回というのです。
山本さんの話しで大鵬が四股踏み1日2000回とありましたね。四股踏みよりは楽だけど4000回だからあきらめてしまう。
「達磨易筋経」は東京電気大学教授の関英男先生が訳されました。関さんにお会いしたとき、やっていたとは知りませんでしたが活力があって96歳まで生きられました。正しいやり方は、2000回は日の出前にやることが原則です。冬は朝5時スタートです。慣れないと50分くらい掛かりますが、慣れれば30分くらいでできます。夏になると日が昇るから朝4時にやらないとならない。私は11月からは1日も欠かさず4000回やっています。1日4000回やるとは知らないで、それまでは400回でしたが、いろいろ調べていくと400回でもそれなりに価値があると書いてありました。
さらに「洗心(せんしん)」という言葉を言ってやることが望ましい。「洗心」と言っていたら数を数えられない。それで私は「1.2.3.4…」と40まで数えて、「洗心」5回を2セットやって10回、これを8回繰り返して400回。正の字を引っ張って、4000回を数えています。言葉を発すると腹筋使うので良いみたいですね。

毎週日曜日朝7時から6チャンネルで放映されている「カラダノキモチ」という健康番組を見て、必ず新しい運動を取り入れていますが全部は取り入れられないので、歌手の中島啓江さんが出演されたときに骨盤体操をやっていたのでそれを取り入れています。一緒にやってみましょう。
黙々とやっていると飽きてしまうので、朝5時から3チャンネルを見ながらやります。今日の「人生の歩き方」には楽天の野村克也監督の人生の話をやっていました。運動やりながら勉強できるメリットがあります。

朝6時半になったらラジオ体操を毎日やります。ウォーキングして、外で朝食をとります。銀座・原宿・神保町に行っており、朝7時代にお店に行ってしまいます。会社が10時からですが、平均して8時半に出勤して、また1000回やります。

■発声(毎日原則)
脳力開発と同じで基礎習慣で連日やっていると無意識で出来るようになります。自然にそういうレベルに行きます。
1.滑舌のレッスン1    1回   (※資料参考)
2.滑舌のレッスン2    5回   (※資料参考)   
3.腹式発声のトレーニング 2種、各1回   (※資料参考)
「あー」と繰り返してやっています。からだが響くような感じで、寒いとき「はぁ~」というのを内に向かってやります。
4.絶好調、嬉しいな、楽しいな、素晴らしい、愉快だな、快適~5回
毎日繰り返すと壁にぶつかっても立ち向かう感じになります。
幸せだな豊かだな、やってやれないことはない、やらずに出来ることはない~5回

南砂町という東西線の駅から10分くらい歩いたところに砂町銀座という活気のある商店街があり、300メートル歩いたところに斎藤一人の「ついてる神社」があります。リズムをつけてやるといいです。
ついてる 50回、      大丈夫 50回

この後の言葉は私流にやっています。自分の中に取り入れたいメッセージがあれば、それを自分のものにします。毎日やらないと反射神経のごとくに入らないから毎日やらないとだめです。
開き直り 5回、 選択と集中 5回

行動は重要なので、即実践と言います。 
当たり前のことを当たり前にやる即実践 5回、 案ずるより生むがやすし 5回
この二つは取り入れる価値があります。たいがいのことは案ずるが生むがやすしでできちゃうんですよね。
常にビジネスモデルを構想しよう 5回、 白紙でトライ!シンプルに大胆に 5回
困ったことは起こらない 5回、 人生に困ったことなんて有りえない 5回
人によっては違うかもしれないけれど、斎藤一人の言葉で、日本人は商人のことを嫌うけれど経済観念は必要だという観念があります。
商人頭がないといいように利用されるだけ 5回、 商売に甘さが出る 5回
商売に必要ないものを徹底的に削ぎ落とす 5回
英語なんかすぐ必要じゃないことを日本人は努力するけれどその前にやることがあるだろうと斎藤一人の本の中に出てきます。頭の中が雑念でいっぱいになって集中できない。無駄なことを省き、必要なことを徹底的にやります。

これも良い言葉です。
全ての良きことが雪崩のごとく起きますように 5回
回りの世界を天国にしてしまえ 5回、 腹から笑うこれが腸能力 5回
眼の前の小さな幸せに気づこう 5回 
私たちは幸せの鳥を離れたところに求めるけれど、結構目の前に幸せがあるからこれを再確認しましょう。シニアになるとリスクを犯すことが怖くなります。毎日発声していると危険な道を歩く傾向が少なくなります。
自分サイズ!手の内で勝負出来る世界でのみ勝負する 5回
年とともに体はガタが来ます。死ぬときは来るからしょうがないと開きなおりができます。
人間すべて死亡率100% 5回、 生きることは爆発だ!人生はドラマだ爆発だ 5回

発声は、滑舌レッスンを含めて15分くらい、早ければ10分です。朝5時に起きて、体操をすべて実行して1時間弱、滑舌レッスンは早ければ10分くらいで、6時までに終わります。6時半までのラジオ体操までに時間が余まるので、身の回りの整理やお茶を飲んだりしています。
日々やっていることですが、多少なりとも参考になれば良いと思いまして、発表させていただきました。
以上

【事務局の感想】
井上さんは、考え方が前向でいつも大変元気な方です。前回の発表は「散歩の達人」というテーマでしたので、歩かれていることは知っていましたが、今回の発表を聞いて、これだけの運動と発声・滑舌運動をされているとは、本当に驚きでした。元気で前向きな考え方の秘密がわかりました。これからも継続されて、男性版「森光子」を目指してください。

投稿者 staff : 2008年02月29日 12:23

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