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2012年05月27日

2012年6月例会のご案内

6月は山本紀久雄が発表いたします
  
開催日 2012年6月20日(水)
場所  東京文化会館第一中会議室
時間  18:30から20:00
会費  1500円
発表者 山本紀久雄
テーマ 「鉄舟の明治天皇への影響とお雇い外国人の実態」

鉄舟の明治天皇への影響については
● 江藤淳氏が「鉄舟は明治天皇の扶育係であった」
● 山内昌之東京大学教授が「統治や統帥、知性や教養の全体を覆うバックボーンは、西郷隆盛や、その推輓(すいばん)で侍従となった幕臣、山岡鉄舟の存在に負うところが多い」

と述べているように、明治天皇に大きな影響を鉄舟が及ぼしていることは事実ですが、今までの鉄舟研究者からは、その内容について具体的に検討されておりませんので、このところの検討を6月も続けます。

しかし、その前に5月21日の「金環日食」に続き、6月6日に訪れる「金星の日面経過」について明治天皇との関連について少し触れたいと思っています。

といいますのも、138年前の明治7年(1874)12月9日に「金星の日面経過」が起こりましたが、欧米諸国は夜間にかかるため、完全には見ることができず、日本や北京・オーストラリアが適地とされました。

当時の時流は「和魂洋才」ですから、明治政府は日本の観測技術の取得・向上を図るため積極的に支援し、世界各国から調査団が日本に派遣され、その機会に明治天皇も「金星の日面経過」を見たと言われています。

また、当時の日本には多くの「お雇い外国人」がいました。例えば鉄舟が明治20年四谷仲町の山岡邸にて「武士道講話」口述した際、同席しているフランスの法学博士のポアソナードのように「和魂洋才」に貢献した「お雇い外国人」についても整理してお伝えしたいと思っています。

2012年7月例会のご案内

7月は岐阜県高山市宗猷寺にて「山岡鉄舟翁顕彰会命日法要及び講演会」が19日(木)に開催されます関係上、水曜日でなく火曜日開催になりますので、よろしくお願いいたします。

開催日 2012年7月17日(火)
場所  東京文化会館第二中会議室
時間  18:30から20:00
会費  1500円
発表者 山本紀久雄
テーマ 「鉄舟の明治天皇への影響」について考察いたしします。

なお、8月は夏休みで休会となります。

以上

投稿者 Master : 2012年05月27日 12:17

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