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2011年05月02日

2011年4月例会の報告

4月開催結果をご案内申し上げます。
まず、開催に先立ちまして、今回の東日本大震災で不幸にもご逝去された方々に全員で黙祷を捧げました。
また、今後、当分の間、皆様のご参加費を義援金に充てさせる事をご案内いたしました。

2011年4月開催結果
4月20日は以下の三名の方からご発表頂きました。

① 最初は末松正二氏から2月26日に放映された「朝日テレビドラマ『遺恨あり~明治13年最後の仇討』についての解説」と、当時、鉄舟が如何に仇討に関与していたかについても分析され、さらに、アメリカの仇討映画「トゥリー・グリッド」についても触れられ、日米の仇討という目的は同じでも、そのプロセスが異なる事についても解説頂きました。末松氏のいつもながらの鋭い指摘に感謝申し上げます。

② 次は高橋育郎氏から「鉄舟の詩・心錦の山岡鉄舟」のご発表と、高橋氏が作曲頂いた曲で全員にて合唱致しました。なお、この歌詞はホームページの「心錦の山岡鉄舟」カテゴリーに掲載しております。

③ 山本紀久雄からは「東日本大震災と武士道の義を負った日本」というテーマでお伝えいたしました。鉄舟ならば東日本大震災というシステム大崩壊に対して国民に何を諭したか。政府・東電・原子力関係者を含めた国民全員が緊張状態にある中で、どのような対処が必要なのか。
さらに、世界から受ける援助額が世界一となる日本。武士道では「愛・同情」を「仁」と位置付け、この「仁」を受けた日本は、世界中に「義理」を負ったわけで、「義理」に対する「お返し」をするのが「道理であり、条理であり、人間の行うべき道」であり、我々はどうやってこの「お返し」すべきなのかについて考察申し上げました。

投稿者 Master : 2011年05月02日 10:09

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