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2005年03月15日

ゲランド塩視察

今年の2月27日にフランスはブルターニュ地方の塩田として有名なゲランドに行ってきました。


<冬の塩田>冬場は塩田を休めています。

ゲランドの塩の最大の特徴は、古代から伝わっている生産方法を現在でもそのまま守っていることです。天日塩(てんぴしお)といいまして、これを完全に伝えているのは、世界でもゲランドのようです。他の地区の天日塩は、海水から塩を作る過程において、人間の手に科学的な生産方法を取り入れています。
出来上がった塩のミネラル配分は、科学的な方法と、ゲランドの自然生産方法でも同じ海のミネラルが配分され、原理的には同様なのですが、料理に実際に使ってみると微妙な味への変化があることから、フランス料理のシェフにとってはゲランドの塩が最も大事な隠し財産になっています。
シェフが推奨することで、今や世界的に著名なブランドになりました。

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<ゲランド村の風景>

投稿者 Master : 2005年03月15日 17:24

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