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2005年01月22日

「巣鴨に住んでいた徳川慶喜」

会員の森田悦功さんより以下の情報が寄せられました。

「巣鴨に住んでいた徳川慶喜」

徳川慶喜が巣鴨に移り住んだのは明治30年から明治34年までの4年間であった。
61歳から住み移ったのである。大政奉還後静岡で暮らしていたが、明治31年には皇居に参内し、明治35年には侯爵となり復権への道を歩んだ期間であった。

その住まいの巣鴨邸は、中仙道(現白山通り)に面して門があり、庭の奥は故郷水戸に因んだ梅林となっており、町の人からは「ケイキさんの梅林」と呼ばれて親しまれたという。

その後文京区小日向に移ったが、その理由は巣鴨邸の直ぐ近くを鉄道(目白−田端)の豊島線、現在の山手線であるが、これが通ることが決まり、その騒音を嫌ってのことであった。
今は巣鴨駅近くの白山通りに面して「徳川慶喜巣鴨屋敷跡」の石表示が立っている。

投稿者 Yamamoto : 2005年01月22日 14:37

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